ArXivツールとは

ArXivツールは、ArXivデータベース全体とチャットできる機能です。選択に応じて、短い説明とリンク付きのエントリを返したり、さまざまなエントリから情報を組み合わせて返したりできます。

注意: ArXivはオープンアクセスの配信サービスです。多くの論文がまだ査読されていません。研究のためにこのツールを利用する際は、必ず情報源の信頼性を再確認してください。

ArXivツールの使い方

このコンポーネントは自律型AIエージェントと連携して動作します。AIエージェントとは、独自のプログラムと知識、目標に基づき、自律的にタスクを実行・判断するコンピュータープログラムです。

さらに情報が必要な場合は、ボットに質問してください。知識豊富な友人とチャットする感覚で、さまざまな論文を組み合わせたり、関連トピックにスムーズに切り替えたりして、より深く掘り下げてくれます。

ArXivツールをFlowに接続する方法

基本的なArXivチャットボットを作成してみましょう。AIエージェントを活用することで、Flowはとてもシンプルで、必要なコンポーネントもわずかです。

• チャット入力とAIエージェントを追加します。
• 入力をエージェントに接続します。
• ArXivツールをAIエージェントのツールハンドルに接続します。
• チャット履歴を接続すると、過去のメッセージをもとに将来の回答を作成できます。これはオプションで追加トークンが必要ですが、フォローアップ質問をしたい場合には必要です。
• エージェントのテキスト出力をチャットに送信できるようにします。

自由にフローを拡張したり実験したりしてみてください。検索ツールや知識リトリーバーを追加すれば、ボットは本格的な情報ハブになります。エージェントの目標やバックストーリーを調整することで、希望する出力を実現できます。

注意: チャットボットにソースへのリンクをさせたい場合は、この要件をエージェントの目標に追加し、ツールとしてURLリトリーバーを接続してください。

ArXivツールの活用例

たとえば、「Retrieval-Augmented Generation（RAG）」についてもっと知りたいとします。このツールがデータベースから最新情報を取得し、質問の生成に活用するまさにその技術です。

チャットボットは、クエリに最も合致した論文を返してくれます。さらに多くの選択肢を求めたり、クエリを調整してより具体的な結果を得ることも可能です。あるエントリについて詳しく知りたい場合は、その内容を尋ねるか、リンクをたどるだけです。

もしクエリに合致するArXivエントリがなかった場合、チャットボットはその旨を伝えてくれます。たとえばFlowHuntについて尋ねる（ArXivには情報がない）と、チャットボットは謝罪し、代わりにウェブ検索を促します。

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