YouTube検索ツール

AIエージェントの力を借りて、素晴らしい動画やコンテンツクリエイターをおすすめしてもらえます。自分のテーマでどう進めばいいか分からないときや、どのクリエイターを見るべきか迷ったとき、詳しい友人に相談することがありますよね。今では、AIに気軽に聞くことができます。

YouTube検索ツールとは

YouTube検索ツールコンポーネントは、従来のYouTube検索バー以上の検索を可能にします。このツールは、あなたのクエリに合ったYouTubeの動画を検索し、リンクやメタデータをエージェントに渡します。そしてエージェントが、それをどう提示するか、どれを紹介するかを決定します。

入力項目

YouTube検索ツールでは、いくつかの設定パラメータが用意されています。

出力項目

このコンポーネントは以下の出力を提供します。

• ツール: 主な出力はツールオブジェクトで、YouTube検索機能を内包しています。エージェントや他のコンポーネントが、このオブジェクトを使って実際の動画検索を行えます。

YouTube検索ツールの使い方

このコンポーネントは自律型AIエージェントと連携して動作します。AIエージェントとは、タスクを自律的に実行し、独自のプログラムや知識、目標に基づいて意思決定するコンピュータプログラムです。

YouTubeの検索バーのように正確なキーワードを入力する必要はありません。友人に話しかけるようにボットに伝えるだけで、あなたにぴったりの新しいクリエイターや興味を持てそうな分野、おすすめ動画を会話内容に合わせて自然に提案してくれます。

このツールは、他のツールやナレッジリトリーバーと併用するとさらに威力を発揮します。例えば、YouTubeのおすすめだけでなく、Wikipediaから情報を取得したり、トピックに関するPDF書籍とチャットすることも可能です。さまざまな情報源やメディアを横断して学べる、真の情報パワーハウスを実現できます。

FlowにYouTube検索ツールを接続する方法

YouTubeチャンネルをおすすめしてくれる基本的なチャットボットを作ってみましょう。AIエージェントを使うことで、Flowはとてもシンプルになり、わずか数個のコンポーネントで構成できます。

• チャット入力 と AIエージェント を追加します。
• 入力をエージェントにつなげます。
• YouTube検索ツール をドラッグして、AIエージェントの ツールハンドル に接続します。
• チャット履歴 を接続し、過去のメッセージを今後の回答に活かせるようにします。これはオプションで、より多くのトークンを消費しますが、追加の質問をしたい場合は必要です。
• エージェントのテキスト出力 をチャットに送信できるよう準備します。

他のコンポーネントを追加してFlowを拡張しても構いません。検索ツールやナレッジリトリーバーを追加して、ボットを真の情報パワーハウスにできます。エージェントの目標やバックストーリーを工夫して、理想の出力を目指しましょう。

YouTube検索ツールの実際の使い方

例えば、「AIについて学びたいけど、どこから始めたら良いかわからない」という全くの初心者だとしましょう。検索バーで「AI」と調べるだけではなく、どのクリエイターを見るべきかアドバイスが欲しい場合、ボットにおすすめを聞いてみます。

ボットは3人のクリエイターをおすすめし、それぞれのリンクと簡単な説明を教えてくれました。その後、さらにチャットを続けて質問を重ね、選択肢を絞り込みました。3人目のクリエイターが気に入ったので、このクリエイターのどの動画から見るべきかも、ボットにおすすめしてもらいました。