日次支出

日次支出は、利用状況をタイプと日付ごとにまとめて表示します。これにより、支出傾向やリソース配分を簡単に把握でき、効果的な予算管理が可能になります。

各支出を個別に確認したい場合は、「すべての支出」画面をご利用ください。

日次支出画面について

この画面では、取引タイプごとに支出が日付ごとにまとめられます。つまり、1つの日付に複数のエントリーが表示される場合もありますが、それぞれが特定の取引タイプに焦点を当てています。

下記の例のように、7月4日にはURLのインデックス化とボットとのチャットのみを行い、3日にはドキュメントやYouTube動画のインデックス化も行っています。

この画面では、その日そのタイプの全取引にかかった総額と取引数も表示されます。例えば7月3日には、なんと1527件のURLをクロールし、15ドル以上の費用がかかっています。

日付範囲の設定や取引タイプの選択で、支出を絞り込むことも可能です。取引タイプは、Flowが実行できるさまざまなタスクに基づいています。

個別のやり取りの料金をより理解するには、まずAIモデルの価格設定と、それがFlowHuntクレジットにどう換算されるかを知っておきましょう。

AIモデルの価格設定について

AIは言語処理にトークンを使用します。トークンは単語だったり、単語の一部や1文字だけの場合もあるため、正確な換算は難しいです。また、入力と出力の両方でトークンが消費されることも覚えておきましょう。

モデルの価格は通常100万トークン単位です。例えば、ChatGPT-3.5の最も安価なモデルなら、100万入力トークンあたりわずか0.30ドル、100万出力トークンあたり1.50ドルの費用で利用できます。

タスクの内容や選択するモデルによって、価格は大きく変動します。そのため、いくつかのFlowコンポーネントでは利用トークンの上限を設定でき、LLM OpenAIコンポーネントではお好みのモデルを選択できます。

やり取りで使用したトークンは、シンプルなFlowHuntクレジットに換算され、おおよそ1ドルの価格に結びつけられます。

FlowHuntクレジットとは

FlowHuntクレジット1単位は、おおよそ1ドルに相当します。ただし、ほとんどのAI呼び出しは1ドルよりもはるかに安く、中には1セント未満のものもあります。0.010クレジットは約1セントと考えてください。

例えば、0.056と表示されていれば、そのやり取りに5.6セントを支払っていることになります。0.006の場合は1セント未満です。

ほとんどのシンプルなチャットセッションは、0.100クレジット（10セント）未満で済みます。

最も高額になりやすいタスクは、ドメイン全体のスケジュールクロールです。1回のURLクロールが0.005クレジットなので、200ページ以上の大規模ドメインだとすでに1クレジット以上かかることもあります。

そのため、広範なスケジュールのクロールは頻度を抑え、毎日や毎週クロールが必要な単一URL用には別スケジュールを作成することをおすすめします。