Splunk MCPサーバー統合

Splunk MCPサーバー統合

Splunk MCPサーバーでAIエージェントにSplunkの監視・検索・自動化を。FlowHuntと完全統合。

「Splunk」MCPサーバーは何をするのか?

Splunk MCP(Model Context Protocol)サーバーは、AIアシスタントとSplunkプラットフォームを橋渡しするGo製サーバーです。Splunkのデータと操作をAI開発ワークフローへシームレスに統合します。検索・アラート・インデックス・マクロ機能をツールとして公開することで、AIクライアントはSplunkにクエリを実行し、運用インサイトを取得し、監視タスクを自動化できます。STDIOおよびSSE(Server-Sent Events HTTP API)双方のトランスポートをサポートしており、様々なクライアント環境に柔軟に対応します。この統合により、開発者はSplunkデータベース検索やアラート管理、コンテキストデータ収集などをプログラム的に実施でき、AIワークフローの効率と範囲を大幅に向上できます。

プロンプト一覧

  • キーワードでSplunkアラートを検索: 特定のキーワード(例:「GitHub」「OKTA」)に一致するSplunkアラートを検索するMCPプロンプト。
    • クライアント(Cursorなど)は複数のMCPツールを使い、すべてのSplunkアラート・インデックス・マクロを調査して最適な回答を導きます。

リソース一覧

  • ローカルCSVリソース: Splunk関連コンテンツを含むローカルCSVファイル形式のMCPリソース。チャットやAI操作に追加コンテキストを提供します。

ツール一覧

  • list_splunk_saved_searches: Splunkの保存済み検索を一覧取得。countoffsetによるページネーション対応。
  • list_splunk_alerts: Splunkアラートの一覧取得。ページネーションやalert titleによる絞り込み対応。
  • list_splunk_fired_alerts: 発火済みアラートの一覧取得。検索名(ss_name)、期間(earliest)、ページネーションで絞り込み。
  • list_splunk_indexes: Splunkのインデックス一覧取得。ページネーション対応。
  • list_splunk_macros: Splunkで定義されたマクロの一覧取得。ページネーション対応。

このMCPサーバーのユースケース

  • セキュリティアラートの監視: 開発者やセキュリティチームがSplunkの発火済みアラートを自動取得・確認し、迅速なインシデント対応を実現。
  • 自動コンプライアンス監査: AIアシスタントがSplunkインデックスや保存済み検索から定期的にデータを取得し、コンプライアンス関連イベントをチェック。
  • 運用インテリジェンス収集: チームはSplunkのマクロやインデックスをクエリし、AI主導の診断やレポートツールを強化可能。
  • カスタムアラート調査: AIワークフローが特定キーワード(例:「GitHub」「OKTA」)を含むアラートを検索し、ターゲットを絞ったインシデント分析を実施。
  • AIエージェントとの統合: CursorやClaude等の高度なAIフローでSplunkインサイトを他のリソースと連携し、自動トラブルシューティングに活用。

セットアップ方法

Windsurf

  1. Goがインストールされていること、およびSplunkインスタンスのURL/トークンを用意してください。
  2. リポジトリをクローン、またはパッケージ @jkosik/mcp-server-splunk@latest を利用。
  3. Windsurfの設定ファイルにSplunk MCPサーバーを追加:
    {
      "mcpServers": [
        {
          "command": "go",
          "args": ["run", "cmd/mcp-server-splunk/main.go"],
          "env": {
            "SPLUNK_URL": "https://your-splunk-instance:8089",
            "SPLUNK_TOKEN": "your-splunk-token"
          }
        }
      ]
    }
    
  4. 設定を保存してWindsurfを再起動。
  5. Windsurfインターフェースでツール一覧を表示して動作確認。

Claude

  1. 前提: Goインストール済み、Splunk認証情報を用意。
  2. MCPサーバーをツールプロバイダーとして追加:
    {
      "mcpServers": [
        {
          "command": "go",
          "args": ["run", "cmd/mcp-server-splunk/main.go"],
          "env": {
            "SPLUNK_URL": "https://your-splunk-instance:8089",
            "SPLUNK_TOKEN": "your-splunk-token"
          }
        }
      ]
    }
    
  3. 設定を保存してClaudeインテグレーションを再起動。
  4. ツール一覧や呼び出しで運用ステータスを確認。

Cursor

  1. Go・Splunk URL・トークンを用意してください。
  2. Cursorの設定を更新:
    {
      "mcpServers": [
        {
          "command": "go",
          "args": ["run", "cmd/mcp-server-splunk/main.go"],
          "env": {
            "SPLUNK_URL": "https://your-splunk-instance:8089",
            "SPLUNK_TOKEN": "your-splunk-token"
          }
        }
      ]
    }
    
  3. 設定を保存してCursorを再起動。
  4. Cursor内でツールコマンドを実行して検証。

Cline

  1. Goをインストールし、Splunk認証情報を設定。
  2. Clineの設定ファイルにMCPサーバー設定を追加:
    {
      "mcpServers": [
        {
          "command": "go",
          "args": ["run", "cmd/mcp-server-splunk/main.go"],
          "env": {
            "SPLUNK_URL": "https://your-splunk-instance:8089",
            "SPLUNK_TOKEN": "your-splunk-token"
          }
        }
      ]
    }
    
  3. 設定を保存してClineを再起動。
  4. Splunkツールコマンドの実行で動作確認。

APIキーの安全な管理

SplunkのAPIキーやURLは、上記設定例のように環境変数で安全に管理するのがベストプラクティスです。JSON例:

{
  "command": "go",
  "args": ["run", "cmd/mcp-server-splunk/main.go"],
  "env": {
    "SPLUNK_URL": "https://your-splunk-instance:8089",
    "SPLUNK_TOKEN": "your-splunk-token"
  }
}

このMCPをフローで使うには

FlowHuntでMCPを利用する

FlowHuntワークフローにMCPサーバーを統合するには、MCPコンポーネントをフローに追加し、AIエージェントに接続します。

FlowHunt MCP flow

MCPコンポーネントをクリックして設定パネルを開きます。システムMCP設定欄に、以下のJSON形式でMCPサーバー詳細を入力します。

{
  "splunk-mcp": {
    "transport": "streamable_http",
    "url": "https://yourmcpserver.example/pathtothemcp/url"
  }
}

設定後、AIエージェントはこのMCPをツールとして利用可能になり、全機能にアクセスできます。“splunk-mcp"はご自身のMCPサーバー名へ、URLはご自身のMCPサーバーURLに置き換えてください。


概要

セクション利用可否詳細・備考
概要
プロンプト一覧キーワードベースのアラート検索プロンプト1種
リソース一覧Splunk内容を含むローカルCSV
ツール一覧Splunkツール5種(検索・アラート・発火済みアラート・インデックス・マクロ)
APIキーの安全管理環境変数の例を記載
サンプリングサポート(評価上は重要度低)言及なし

上記内容から、Splunk MCPサーバーは主要なMCPプリミティブ(ツール・プロンプト・リソース)をカバーし、セットアップやセキュリティの説明も明確です。ただし、サンプリングやrootsの明示的サポートはありません。エージェント的なサンプリングやrootsが必要な場合は追加調査が必要です。


総評

Splunk MCPサーバーはSplunkとの実用的な強力統合を提供し、AIエージェント向けのツール・リソース面のサポートも明快です。基本的なMCP機能のカバー率は良好ですが、サンプリングやroots未対応のため高度なエージェントフローでの柔軟性は劣ります。全体としてSplunkに特化した堅実なMCP実装です。

MCPスコア

LICENSEファイル⛔ (LICENSEファイルなし)
ツールが1つ以上ある
Fork数0
Star数2

よくある質問

Splunk MCPサーバーとは何ですか?

Splunk MCPサーバーは、AIアシスタントとSplunkプラットフォームを接続するGo製サーバーです。検索・アラート・インデックス・マクロ機能をツールとして公開し、AIエージェントがSplunkのクエリ・監視・自動化をシームレスに実現します。

どのSplunk操作がサポートされていますか?

保存済み検索、アラート、発火済みアラート、インデックス、マクロの検索に対応しています。これらのツールはインシデント対応やコンプライアンス監査、運用インテリジェンスに活用できます。

Splunk認証情報を安全に設定するには?

MCPサーバー設定で環境変数を利用し、SplunkのURLやトークンを安全に管理することを推奨します。セットアップ例をご覧ください。

この統合の主なユースケースは?

自動セキュリティ監視、コンプライアンス監査、運用診断、カスタムアラート調査など。AI主導のワークフローにSplunkへ直接アクセス可能です。

制限事項はありますか?

Splunk MCPサーバーは現在、明示的なサンプリングやrootsサポートがありません。これらが必要な高度なエージェントワークフローでは制限となる場合があります。

ライセンスファイルはありますか?

現在Splunk MCPサーバーにLICENSEファイルは含まれていません。

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