ExcelファイルをExcel連携なしでFlowHuntにアップロードする方法:CSVインポート手順とトラブルシューティング

ExcelファイルをExcel連携なしでFlowHuntにアップロードする方法:CSVインポート手順とトラブルシューティング

Excel CSV FlowHunt Troubleshooting

FlowHuntのCSVアップロード機能とは?どんな時に使うべき?

FlowHuntでは、ExcelやGoogleスプレッドシートなどの直接連携に加え、手動でファイルをアップロードする方法も用意されています。もし一度だけExcelドキュメントや少数のファイルをアップロードしたい、あるいはExcel連携の設定をしたくない場合は、「CSVによる手動アップロード」が最も手軽な方法です。この方法は、一度きりのデータ取り込み、新しいワークフローのテスト、Microsoftアカウントとの連携を避けたい場合に特に便利です。

CSVアップロード機能を使えば、Excelスプレッドシート(.xlsxまたは.xls)を汎用性の高いCSV(カンマ区切り値)ファイルに変換し、FlowHuntダッシュボードからアップロードできます。ただし、この方法ではリアルタイム同期は行われず、Excel側のデータを更新した場合は再度エクスポートとアップロードが必要となります。

FlowHunt用にExcelファイルをCSV形式へエクスポートする方法

ExcelデータをCSV化することで、FlowHuntのアップロード要件に確実に対応できます。Windows・Macどちらの場合も、以下の手順で行います。

  1. Excelファイルを開く: Microsoft Excelまたは互換性のあるスプレッドシート編集ソフト(Googleスプレッドシート、LibreOffice Calc 等)を使用。
  2. データを整理:
    • 余分な書式設定、結合セル、数式、特殊文字を除去。
    • すべてのカラムに明確かつ統一されたヘッダーを付ける。
    • アップロードしたいデータだけを残す。
  3. CSV形式でエクスポート:
    • Excelの場合: ファイル > 名前を付けて保存 を選択。
    • 保存先フォルダを指定。
    • 「ファイルの種類」から CSV(カンマ区切り)(*.csv) を選択。
    • ファイル名を入力し「保存」クリック。
    • 複数シートがある場合は、各シートごとにCSV保存が必要です。
    • Googleスプレッドシートの場合: ファイル > ダウンロード > カンマ区切り値(.csv、現在のシート) を選択。
  4. CSVファイルをチェック:
    • テキストエディタ(メモ帳、VS Code等)でCSVを開き、不要な文字や余計なカンマ、エンコーディングの不具合がないか確認。
    • 1行目がカラムヘッダーで、各行のカラム数が一致しているかチェック。
  5. UTF-8エンコーディングを使用:
    • 一部のシステムではデフォルトで異なるエンコーディングになることがあります。日本語など非英語データが含まれる場合は必ずUTF-8で保存してください。

FlowHuntにCSVファイルを連携なしでアップロードする方法

CSV形式に整えたら、FlowHuntへのアップロードはとても簡単です。

  1. FlowHuntダッシュボードにログイン: FlowHunt サインイン
  2. データアップロードまたはナレッジソースのセクションに移動(ワークスペース設定により「CSVアップロード」「データソース追加」など表示名が異なる場合があります)
  3. 「アップロード」または「ファイルを選択」ボタンをクリック
  4. PCからCSVファイルを選択し、アップロードを確定
  5. アップロードと処理が完了するまで待機(大きなファイルの場合は進捗バーや完了メッセージが表示されます)
  6. FlowHunt上で取り込まれたデータを確認し、想定通り反映されているかチェック

ビジュアル手順は公式ドキュメントも参考にしてください:

Excelドキュメントを変更した場合、FlowHunt内のデータは自動で更新される?

手動CSVアップロードの場合、FlowHuntは各アップロードを「静的なスナップショット」として扱います。つまり、

  • 自動同期はされません:元のExcelやダウンロード済みCSVを編集してもFlowHunt側には反映されません。
  • 手動で再アップロードが必要:Excel側で変更があったら、再度エクスポート・アップロードを実施してください。
  • 頻繁な更新が必要な場合は連携利用を検討:自動同期したい場合は、FlowHuntのExcel連携を設定しましょう。

CSVアップロード時に「API failed」エラーが出た場合の対処法

「API failed」エラーが出た場合、ファイルの書式・エンコーディング・ファイルサイズなどが原因になっていることが多いです。下記の手順で確認・対策してください。

主な原因と解決策

  • ファイルの書式問題:
    • 元Excelファイル内の結合セルや非表示カラム、特殊な書式を含まないようにする。
    • すべての行がヘッダーと同じカラム数になっているか確認。
    • 数式やサポートされていない文字は使わない。
  • CSVのエンコーディング問題:
    • FlowHuntはUTF-8エンコーディングのCSVのみ対応。日本語など特殊文字が含まれる場合はUTF-8で再保存。
    • テキストエディタで「名前を付けて保存」からUTF-8を選択。
  • サイズ上限:
    • FlowHuntのドキュメントやご契約プランのファイルサイズ・行数上限を確認。
    • 小さめのサンプルファイルで動作確認してみる。
  • 区切り文字・改行コードの問題:
    • 区切り文字がカンマ(,)になっているか確認(セミコロンやタブは不可)。
    • 改行コード(LFまたはCRLF)が統一されているかチェック。
  • ファイル破損やアップロード不具合:
    • ExcelまたはGoogleスプレッドシートから再度CSVをダウンロード。
    • ファイル名を変えて再アップロードしてみる。

トラブルシューティング チェックリスト

  1. テキストエディタでCSVを開き、以下を確認:
    • 末尾に空白行がないか
    • 行ごとのカラム数が一致しているか
    • 不審な・非表示文字が入っていないか
  2. オンラインのCSVバリデータツールで検証(オプション)
  3. 大きなファイルは分割アップロードで問題箇所を切り分ける
  4. ブラウザのキャッシュをクリア、または別のブラウザで試す
  5. FlowHunt内のエラーログやメッセージ(表示されている場合)を確認

それでも解決しない場合は、ファイルを保存し、エラー状況や対応内容とともにFlowHuntサポートへご相談ください。

さらに詳しく知りたい・サポートを受けたい場合

技術的な問題が解決しない場合は、CSVファイルと問題の詳細を添えてFlowHuntサポートチームまでご連絡ください。

よくある質問

Excel連携を使わずにExcelファイルをFlowHuntへアップロードできますか?

はい。Excel(.xlsxまたは.xls)ファイルを一度CSV形式にエクスポートし、FlowHuntダッシュボードのCSVアップロード機能を使えばアップロードできます。これは一度きりや、時々ファイルを追加したい場合に最適な方法です。

CSVをアップロード中に「API failed」エラーが出た場合は?

CSVファイルの書式、サイズ上限、エンコーディング、FlowHuntの要件との適合を確認してください。詳しい手順は下記のトラブルシューティングセクションをご覧ください。

元のExcelファイルを変更したらアップロード済みCSVも自動的に更新されますか?

いいえ。CSVファイルを直接アップロードした場合、元のExcelファイルを更新しても自動で同期されません。変更するたびに再度エクスポート・再アップロードが必要です。

FlowHunt用にExcelをCSVにエクスポートする際のベストプラクティスは?

必要なデータのみをエクスポートし、UTF-8エンコーディングを使用、セルに特殊文字や数式を使わない、カラムヘッダーの統一を心がけてください。エクスポート後にテキストエディタで内容を確認すると問題を早期発見できます。

トラブルシューティングで解決できない場合はどこでサポートが受けられますか?

FlowHunt公式ドキュメントやサポートにお問い合わせください。この記事の最後にリンクを記載しています。

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