シンプル Loki MCP サーバー

シンプル Loki MCP サーバー

AI Logs Observability MCP

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FlowHuntは、お客様の内部システムとAIツールの間に追加のセキュリティレイヤーを提供し、MCPサーバーからアクセス可能なツールをきめ細かく制御できます。私たちのインフラストラクチャーでホストされているMCPサーバーは、FlowHuntのチャットボットや、ChatGPT、Claude、さまざまなAIエディターなどの人気のAIプラットフォームとシームレスに統合できます。

「シンプル Loki」MCP サーバーとは?

シンプル Loki MCP サーバーは、Model Context Protocol(MCP)インターフェースを通じて、AI アシスタントが Grafana Loki インスタンスのログを直接クエリ・分析できるようにします。logcli などのツールや Loki HTTP API を利用し、ログデータを開発ワークフローにシームレスに統合できます。LogQL クエリのフルサポート、ラベル値の取得、複数の出力形式(デフォルト、raw、JSON lines)によるフォーマット出力に対応。環境変数や設定ファイルによる柔軟な認証・設定が可能で、AI 活用アプリや自動化フローにおけるオブザーバビリティ・トラブルシューティング・監視強化に最適です。

プロンプト一覧

リポジトリやドキュメントに明示的なプロンプトテンプレートは記載されていません。

リソース一覧

リポジトリやドキュメントに明示的な MCP リソースは記載されていません。

ツール一覧

  • query-loki
    Loki のログをフィルタ付きでクエリします。LogQL クエリを発行し、ログエントリを取得。各種出力形式やラベルメタデータの取得に対応。

主なユースケース

  • ログ分析・トラブルシューティング
    開発者はシンプル Loki MCP サーバーで Grafana Loki のログを分析・フィルタし、アプリケーションのデバッグや問題調査を効率化できます。
  • 自動インシデント対応
    AI アシスタントがインシデント発生時に関連ログを自動取得・要約し、対応速度と精度を向上させます。
  • オブザーバビリティダッシュボード
    カスタムダッシュボードにログクエリ機能を統合し、開発・監視ツール内でリアルタイムにログインサイトを取得可能。
  • セキュリティ監視
    AI エージェントがログから不審なパターンや挙動を監視し、異常検知時にアラートや自動アクションを実行。
  • パフォーマンス最適化
    過去ログを分析し、ボトルネックやエラー、傾向を特定。システムパフォーマンス改善に役立てられます。

セットアップ方法

Windsurf

  1. Node.js v16 以降がインストールされていることを確認します。
  2. Windsurf の設定ファイル(例: settings.json)を編集します。
  3. mcpServers セクションにシンプル Loki MCP サーバーを追加します:
    {
      "mcpServers": {
        "simple-loki": {
          "command": "npx",
          "args": ["-y", "simple-loki-mcp"],
          "env": {
            "LOKI_ADDR": "https://loki.sup.band"
          }
        }
      }
    }
    
  4. 保存して Windsurf を再起動します。
  5. ログクエリ機能が有効かどうか確認します。

Claude

  1. Node.js v16 以降をインストールします。
  2. Smithery を使ってサーバーをインストール:
    npx -y @smithery/cli install @ghrud92/simple-loki-mcp --client claude
    
  3. Claude の設定を次のように追加・更新します:
    {
      "mcpServers": {
        "simple-loki": {
          "command": "npx",
          "args": ["-y", "simple-loki-mcp"],
          "env": {
            "LOKI_ADDR": "https://loki.sup.band"
          }
        }
      }
    }
    
  4. 保存して Claude を再起動します。
  5. Loki ログクエリ機能が有効か確認します。

Cursor

  1. Node.js v16 以降がインストールされていることを確認します。
  2. Cursor の設定ファイルを開きます。
  3. mcpServers セクションに次を追加します:
    {
      "mcpServers": {
        "simple-loki": {
          "command": "npx",
          "args": ["-y", "simple-loki-mcp"],
          "env": {
            "LOKI_ADDR": "https://loki.sup.band"
          }
        }
      }
    }
    
  4. 変更を保存し、Cursor を再起動します。
  5. ログクエリ機能をテストします。

Cline

  1. Node.js v16 以降が利用可能であることを確認します。
  2. Cline の設定ファイルを開きます。
  3. シンプル Loki MCP エントリを追加します:
    {
      "mcpServers": {
        "simple-loki": {
          "command": "npx",
          "args": ["-y", "simple-loki-mcp"],
          "env": {
            "LOKI_ADDR": "https://loki.sup.band"
          }
        }
      }
    }
    
  4. 保存し、Cline を再起動します。
  5. ログクエリ統合が成功しているか確認します。

APIキーの安全な管理

LOKI_ADDR やトークン等の認証情報は、環境変数として保存してセキュリティを高めましょう。例:

{
  "mcpServers": {
    "simple-loki": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "simple-loki-mcp"],
      "env": {
        "LOKI_ADDR": "${LOKI_ADDR_ENV}",
        "LOKI_TOKEN": "${LOKI_TOKEN_ENV}"
      },
      "inputs": {
        "query": "${YOUR_LOGQL_QUERY}"
      }
    }
  }
}

フロー内での MCP 利用方法

FlowHunt での MCP 利用

FlowHunt ワークフローに MCP サーバーを統合するには、まず MCP コンポーネントをフローに追加し、AI エージェントと接続します。

FlowHunt MCP flow

MCP コンポーネントをクリックして設定パネルを開き、システム MCP 設定セクションに次の JSON 形式で MCP サーバー情報を入力します。

{
  "simple-loki": {
    "transport": "streamable_http",
    "url": "https://yourmcpserver.example/pathtothemcp/url"
  }
}

設定後、AI エージェントはこの MCP をツールとして利用でき、すべての機能・能力にアクセスできます。“simple-loki” を実際の MCP サーバー名に、URL もご自身の MCP サーバー URL に置き換えてください。


サマリー

セクション利用可否詳細・備考
サマリーMCP による Loki ログクエリの説明
プロンプト一覧提供なし
リソース一覧指定なし
ツール一覧query-loki ツールを記載
APIキーの安全管理セットアップ手順内で記載
サンプリングサポート(評価上重要度低)記載なし

上記の表から、シンプル Loki MCP サーバーは用途特化型で実用的ですが、プロンプトやリソースのサポート範囲は広くありません。セットアップが簡単で、統合や API キー管理も明確です。ログクエリには実用的ですが、高度な MCP 機能は限定的です。


MCP スコア

ライセンス有無Yes (MIT)
ツールが1つ以上あるかYes
フォーク数3
スター数2

評価:
この MCP サーバーの評価は 6/10 です。用途に対して堅実で統合も容易ですが、ツールの多様性・プロンプトテンプレート・明示的なリソース定義が不足しており、より広範な MCP 活用には物足りなさが残ります。Roots やサンプリングサポートへの言及もありません。

よくある質問

シンプル Loki MCP サーバーは何をしますか?

Grafana Loki からのログを AI ワークフロー内でクエリ・分析するための MCP インターフェースを提供します。LogQL クエリやラベル取得、複数の出力形式をサポートします。

主なユースケースは何ですか?

ログ分析、自動インシデント対応、オブザーバビリティダッシュボード、セキュリティ監視、Grafana Loki を用いたシステムのパフォーマンス最適化です。

認証情報はどのように保護しますか?

LOKI_ADDR や認証トークンなどの機密情報は、環境変数で管理してください。例: 'env': { 'LOKI_ADDR': '${LOKI_ADDR_ENV}', 'LOKI_TOKEN': '${LOKI_TOKEN_ENV}' }。

プロンプトテンプレートやリソースのサポートはありますか?

明示的なプロンプトテンプレートやリソース定義は含まれていません。主な機能は 'query-loki' ツールによるログクエリです。

FlowHunt との連携方法は?

フローに MCP コンポーネントを追加し、システムの MCP 設定に適切なトランスポートと URL で MCP サーバーを登録、AI エージェントに接続してください。

FlowHunt とシンプル Loki MCP サーバーを統合

シンプル Loki MCP サーバーで直接ログ分析・監視を有効化し、AI ワークフローを強化。FlowHunt や主要な AI プラットフォームとも簡単連携。

詳細はこちら

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