Neovim MCPサーバー

Neovim MCPサーバー

AI Neovim Automation Developer Tools

「Neovim」MCPサーバーとは何をするものですか?

Neovim MCPサーバーは、Claude DesktopなどのAIアシスタントや、任意のModel Context Protocol (MCP)クライアントを稼働中のNeovimテキストエディタに接続する橋渡し役です。公式のneovim/node-client JavaScriptライブラリを利用し、AIエージェントが高度なテキスト編集、ファイルのナビゲーション、バッファ管理、vimコマンド実行、検索などをNeovim内で行えるようにします。基本から応用まで幅広い操作ツールを公開し、開発者はワークフローの自動化、AIによるコード支援、効率的なコードベース管理をお気に入りのエディタ内で実現できます。LLM機能をソフトウェア開発ライフサイクルに組み込み、Neovimを知的なAI拡張ワークスペースへと変革するのに特に有用です。

プロンプト一覧

提供ドキュメントには特定のプロンプトテンプレートは記載されていません。

リソース一覧

  • nvim://session
    現在のNeovimテキストエディタセッションを表し、実行環境のコンテキストを提供します。

  • nvim://buffers
    現在のNeovimセッションで開かれている全バッファのリスト。変更状態・シンタックスハイライト・ウィンドウIDなどのメタデータも含みます。

ツール一覧

  • vim_buffer
    行番号付きでバッファ内容を取得。ファイル名でのフィルタも可能。

  • vim_command
    ファイル移動や編集などのためにNeovimへコマンドを送信。設定によってはシェルコマンドもサポート。

  • vim_status
    カーソル位置・モード・ファイル名・選択範囲・ウィンドウレイアウト・作業ディレクトリ・LSP情報など包括的な状態を提供。

  • vim_edit
    挿入・置換・全置換モードで行を編集。

  • vim_window
    Neovimウィンドウの管理(分割・縦分割・閉じる・移動)。

  • vim_mark
    任意の位置に名前付きマークを設定。

  • vim_register
    Vimレジスタの内容を設定。

  • vim_visual
    ビジュアルモードで選択範囲を作成。

  • vim_buffer_switch
    バッファ名や番号でバッファを切り替え。

  • vim_buffer_save
    現在のバッファ、または指定ファイル名で保存。

  • vim_file_open
    新規バッファでファイルを開く。

  • vim_search
    現バッファ内を正規表現で検索。

  • vim_search_replace
    高度なオプション付きで検索・置換。

  • vim_grep
    プロジェクト全体をvimgrepで検索、クイックフィックスリストに表示。

  • vim_macro
    Vimマクロの記録・停止・再生。

  • vim_tab
    タブの作成・閉じる・切り替え・一覧。

  • vim_fold
    コードの折りたたみ操作。

  • vim_jump
    ジャンプリストのナビゲーション。

このMCPサーバーの主なユースケース

  • 自動コード編集
    AIエージェントがNeovim内で直接、精密な編集やリファクタ、コードスニペットの挿入を行い、開発プロセスを効率化。

  • コードベース探索
    バッファの切り替えやファイル検索、大規模プロジェクトのナビゲーションをAIで素早く行い、レガシーコードの理解や新規開発者のキャッチアップを容易に。

  • ワークフロー自動化
    フォーマットや折りたたみ、タブ・ウィンドウ管理などの繰り返し作業を自動化し、生産性向上とミス削減に貢献。

  • エラー診断・ヘルスモニタリング
    ステータス・ヘルス監視ツールを活用し、AIでコードベースやエディタの問題を検出・ハイライト・修正支援。

  • 高度な検索・置換
    正規表現や確認プロンプト付きでプロジェクト全体の複雑な検索・置換を実行。手作業の負担を減らし正確性を向上。

セットアップ方法

Windsurf

  1. システムにNode.jsがインストールされていることを確認します。
  2. Windsurfの設定ファイルを開くか新規作成します。
  3. mcpServersオブジェクト内にNeovim MCPサーバーのエントリーを追加します:
    "mcpServers": {
      "neovim": {
        "command": "npx",
        "args": ["@bigcodegen/mcp-neovim-server@latest"]
      }
    }
    
  4. 設定を保存し、Windsurfを再起動します。
  5. 利用可能なMCPサーバー一覧に表示されていることを確認します。

APIキーの安全な管理例

"mcpServers": {
  "neovim": {
    "command": "npx",
    "args": ["@bigcodegen/mcp-neovim-server@latest"],
    "env": {
      "MY_API_KEY": "${MY_API_KEY}"
    },
    "inputs": {
      "socket": "/tmp/nvim"
    }
  }
}

Claude

  1. Node.jsがインストールされていることを確認します。
  2. Claudeの設定ファイルを探します。
  3. mcpServersの下にNeovim MCPサーバーを追加します。
    "mcpServers": {
      "neovim": {
        "command": "npx",
        "args": ["@bigcodegen/mcp-neovim-server@latest"]
      }
    }
    
  4. 保存してClaudeを再起動します。
  5. MCPサーバー一覧でNeovimがあるか確認します。

Cursor

  1. Node.jsが未インストールの場合はインストールします。
  2. Cursorの設定ファイルを開きます。
  3. mcpServersにNeovim MCPサーバーを追加します:
    "mcpServers": {
      "neovim": {
        "command": "npx",
        "args": ["@bigcodegen/mcp-neovim-server@latest"]
      }
    }
    
  4. 保存してCursorを再起動します。
  5. Neovim MCPサーバーが有効になっているか確認します。

Cline

  1. Node.jsがセットアップされていることを確認します。
  2. Clineの設定ファイルを編集します。
  3. Neovim MCPサーバーのエントリーを追加します:
    "mcpServers": {
      "neovim": {
        "command": "npx",
        "args": ["@bigcodegen/mcp-neovim-server@latest"]
      }
    }
    
  4. 保存してClineを再起動します。
  5. ツールでサーバーが稼働していることを確認します。

注意:
APIキーは設定ファイル内のenvブロックで環境変数参照として安全に管理してください(上記例参照)。

FlowHuntのフロー内でこのMCPを使う方法

FlowHuntでMCPを統合するには、フローにMCPコンポーネントを追加し、AIエージェントに接続します。

FlowHunt MCP flow

MCPコンポーネントをクリックして設定パネルを開き、システムMCP設定セクションに以下のJSON形式でMCPサーバー詳細を入力します。

{
  "neovim": {
    "transport": "streamable_http",
    "url": "https://yourmcpserver.example/pathtothemcp/url"
  }
}

設定後、AIエージェントはこのMCPの全機能・能力にアクセスできるようになります。“neovim"をご自身のMCPサーバー名に、URLもご自身のMCPサーバー用URLへ変更してください。


概要

セクション利用可否詳細・備考
概要
プロンプト一覧ドキュメントにテンプレートは記載なし
リソース一覧session・buffersリソースの記載あり
ツール一覧README/APIに網羅的リストあり
APIキーの安全管理環境変数例付き設定記載あり
サンプリングサポート(評価上重要度低)ドキュメント記載なし

所感

このMCPサーバーはドキュメントが充実しており、Neovimツールが網羅され、便利なリソースも公開されています。複数プラットフォーム向けの明確なセットアップ手順も記載。ただし、明示的なプロンプトテンプレートやroots・サンプリング等の高度なMCP機能には未対応。AIによるNeovim自動化として堅実かつ実用的ですが、プロトコル完全性の面で改善余地もあります。

MCPスコア

ライセンスあり✅ (MIT)
ツールを1つ以上持つ
フォーク数13
スター数166

よくある質問

Neovim MCPサーバーとは何ですか?

Neovim MCPサーバーは、AIアシスタントやMCPクライアントを稼働中のNeovimインスタンスに接続し、高度なテキスト編集、ナビゲーション、バッファ管理、コード自動化をNeovim内で多彩なツールとリソースを使って実現します。

Neovim MCPサーバーはどのプラットフォームで利用できますか?

Neovim MCPサーバーは、Windsurf、Claude Desktop、Cursor、Clineと統合できます。各プラットフォームでMCPサーバーを追加するための簡単なJSON設定更新が必要です。

Neovim MCPサーバーはどのようなツールとリソースを提供しますか?

バッファ管理、コマンド実行、ウィンドウ・タブ制御、編集、検索、マクロなどのツールを公開しています。リソースには現在のセッションや全バッファ(詳細なメタデータ・編集機能付き)が含まれます。

設定でAPIキーを安全に管理する方法は?

APIキーや機密情報はMCPサーバー設定の環境変数経由で渡し、ハードコーディングは避けてください。例: 'env': { 'MY_API_KEY': '${MY_API_KEY}' }。

Neovim MCPサーバーは誰が使うべきですか?

コーディングワークフローの自動化やAI編集、LLMとの統合による生産性向上、リファクタリング、コードベース探索、高度な検索置換をNeovimで行いたい開発者に最適です。

プロンプトテンプレートは含まれていますか?

ドキュメントに明示的なプロンプトテンプレートはありませんが、Neovim内でAI駆動の直接操作が可能な包括的ツールが提供されています。

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