Nomad MCPサーバー統合

Nomad MCPサーバー統合

Nomad MCPサーバーを使って、FlowHuntをHashiCorp Nomadと連携。AI主導のクラスター監視、自動ジョブ管理、インフラのインサイトを実現。

「Nomad」MCPサーバーとは?

Nomad MCPサーバーは、Model Context Protocol(MCP)をGolangで実装したもので、AIアシスタントとワークロードオーケストレーターであるHashiCorp Nomadをシームレスに連携させるために設計されています。Nomad MCPサーバーは橋渡しとして機能し、AI主導のワークフローがNomadクラスターと直接対話できるようにします。これにより、ジョブの状態照会、ワークロード管理、インフラ操作の自動化などが可能となります。この統合により、リアルタイムのオーケストレーション、DevOps自動化、クラウドネイティブアプリケーション管理を実現するインテリジェントなアシスタントやエージェントを開発者が構築できます。サーバーの主な役割は、NomadデータやAPIエンドポイント、運用ツールをAIクライアントに公開し、コンテキストに富んだ実用的なインタラクションを可能にし、開発環境での生産性と運用効率を高めることです。

プロンプト一覧

  • リポジトリには明示的なプロンプトテンプレートは記載されていません。
    promptsフォルダは存在しますが、メインページから中身は閲覧できません。)

リソース一覧

  • リポジトリの公開ファイルには明示的なリソース一覧はありません。
    (MCPのresourcesという概念は示唆されていますが、詳細はありません。)

ツール一覧

  • メインリポジトリビューやサーバーファイルに明示的なツール一覧はありません。
    toolsディレクトリは存在しますが、ファイル内容は見えません。)

このMCPサーバーのユースケース

  • Nomadクラスター監視:
    AIアシスタントがNomadクラスター内のジョブ・アロケーション・ノードの状態を確認でき、チームがプログラムからワークロードを監視できます。

  • 自動ジョブ管理:
    AIワークフローからNomadジョブの提出・スケール・停止などを自動化し、DevOps実践を効率化します。

  • インシデント対応自動化:
    AIエージェントがNomadと連携し、インシデントの自動修復やエスカレーションを行い、可用性と稼働率を向上します。

  • インフラインサイトの提供:
    開発者にインフラの健康状態・デプロイ・リソース利用状況などの最新コンテキストをAIツール経由で提供します。

セットアップ方法

Windsurf

  1. Node.jsとWindsurfエディタをインストールしてください。
  2. Windsurfの設定ファイル(通常はwindsurf.config.json)を探します。
  3. 以下のJSONでmcpServersセクションにNomad MCPサーバーを追加します:
    {
      "mcpServers": {
        "nomad": {
          "command": "npx",
          "args": ["@kocierik/mcp-nomad@latest"]
        }
      }
    }
    
  4. 設定を保存し、Windsurfを再起動します。
  5. WindsurfのログでMCPサーバーが起動していることを確認します。

APIキーのセキュリティ確保

機密キーは環境変数で安全に管理しましょう:

{
  "mcpServers": {
    "nomad": {
      "command": "npx",
      "args": ["@kocierik/mcp-nomad@latest"],
      "env": {
        "NOMAD_TOKEN": "${env:NOMAD_TOKEN}"
      },
      "inputs": {
        "endpoint": "https://my-nomad-server.example"
      }
    }
  }
}

Claude

  1. Node.jsをインストールし、Claudeが外部MCPサーバーをサポートしていることを確認します。
  2. Claudeの設定ファイルを開きます。
  3. 以下のMCPサーバー設定を挿入します:
    {
      "mcpServers": {
        "nomad": {
          "command": "npx",
          "args": ["@kocierik/mcp-nomad@latest"]
        }
      }
    }
    
  4. 保存してClaudeを再起動します。
  5. ClaudeのMCP統合パネルでセットアップを確認します。

Cursor

  1. Node.jsをインストールし、Cursorの設定を開きます。
  2. MCPサーバー設定セクションを探します。
  3. Nomad MCPサーバーを追加します:
    {
      "mcpServers": {
        "nomad": {
          "command": "npx",
          "args": ["@kocierik/mcp-nomad@latest"]
        }
      }
    }
    
  4. 変更を保存し、Cursorを再起動します。
  5. MCPサーバー接続のステータスを確認します。

Cline

  1. Node.jsとClineをインストールします。
  2. Clineの設定ファイルを編集します。
  3. MCPサーバーセクションにNomad MCPサーバーを追加します:
    {
      "mcpServers": {
        "nomad": {
          "command": "npx",
          "args": ["@kocierik/mcp-nomad@latest"]
        }
      }
    }
    
  4. 保存してClineを再起動します。
  5. テストコマンドを実行してMCPサーバーが有効か確認します。

フロー内でこのMCPを使う方法

FlowHuntでMCPを使う

FlowHuntワークフローにMCPサーバーを統合するには、まずフローにMCPコンポーネントを追加し、AIエージェントと接続します:

FlowHunt MCP flow

MCPコンポーネントをクリックし、設定パネルを開きます。system MCP設定欄に、下記のようなJSON形式でMCPサーバー情報を入力します:

{
  "nomad": {
    "transport": "streamable_http",
    "url": "https://yourmcpserver.example/pathtothemcp/url"
  }
}

設定が完了すると、AIエージェントはこのMCPをツールとして利用でき、すべての機能にアクセス可能となります。なお"nomad"は実際のMCPサーバー名に、URLもご自身のMCPサーバーURLに置き換えてください。


概要

セクション有無詳細・備考
概要リポジトリおよびメイン説明に基づく
プロンプト一覧フォルダはあるが内容は非公開
リソース一覧公開ファイルには詳細記載なし
ツール一覧コード/メインビューに明示的な記載なし
APIキーのセキュリティ.env.exampleと設定JSONあり
サンプリングサポート(評価上重要度低)利用可能なドキュメントに証拠なし

所感

Nomad MCPサーバーリポジトリは、AIによるNomadオーケストレーションのために有望であり、明確な統合手順とオープンソースライセンスが提供されています。ただし、プロンプト・リソース・ツールの定義が明示されていないため、MCP全機能の透明性や即時利用性にはやや制限があります。高度またはカスタマイズ可能なMCPワークフローを求める場合は、さらなるドキュメントやコードの調査が必要です。

MCPスコア

ライセンス有り✅ (MIT)
少なくとも1つのツール
フォーク数5
スター数27

よくある質問

Nomad MCPサーバーとは何ですか?

Nomad MCPサーバーは、Model Context ProtocolをGolangで実装したもので、AI主導のワークフローやアシスタントがHashiCorp Nomadクラスターと直接連携できるようにします。ジョブの状態照会、ワークロード管理、インフラ操作の自動化が可能です。

この統合で実現できるユースケースは?

Nomad MCPサーバーを使うことで、クラスターの状態監視、自動ジョブ管理(提出・スケール・停止)、AIによるインシデント対応自動化、AIツール経由でのリアルタイムなインフラインサイト取得が可能です。

Nomad MCPのセキュリティはどうすれば良いですか?

設定内でNOMAD_TOKENなどの環境変数を使い、機密情報を安全に管理しましょう。エディタごとのセットアップ手順も参照してください。

Nomad MCPサーバーはFlowHuntで使えますか?

はい!FlowHuntのワークフローにMCPコンポーネントを追加し、Nomad MCPサーバーの情報を設定すれば、AIエージェントがNomadのオーケストレーション機能を直接利用できます。

プロンプトテンプレートやリソース定義は含まれますか?

現状のリポジトリには、明示的なプロンプトテンプレートやリソース定義はありません。必要に応じてカスタマイズや拡張を行ってください。

Nomadワークフローを強化しよう

AIエージェントにより、Nomadクラスターをオーケストレーション・監視・自動化できます。FlowHuntでNomad MCPサーバー統合を始めましょう。

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