Everything Search MCPサーバー

Everything Search MCPサーバー

Windows・macOS・Linuxそれぞれに対応した、超高速AI駆動のファイル・フォルダー検索を自動化フローに統合できます。

「Everything Search」MCPサーバーの機能とは?

Everything Search MCPサーバーは、高速かつ効率的なファイル検索機能をAIアシスタントや開発者向けに提供する、クロスプラットフォーム対応のModel Context Protocol(MCP)サーバーです。AIエージェントとシステムレベルの検索ツールの橋渡しとなり、Windows・macOS・Linux上で自然言語によるファイル/フォルダー検索を可能にします。Windowsでは強力なEverything SDK、macOSではmdfindを利用したSpotlightデータベース、Linuxではlocateまたはplocateとの連携を活用します。これにより、AIワークフローからファイルメタデータの取得、リソースの迅速な特定、検索駆動型のタスク自動化などが容易になり、開発・自動化パイプラインの生産性向上に貢献します。Everything Search MCPサーバーは、LLMや開発ツールでも深い文脈に基づくファイル検索を実現します。

プロンプト一覧

リポジトリのドキュメントやファイルに明示的なプロンプトテンプレートは記載されていません。

リソース一覧

公開されているドキュメントやリポジトリファイルに、明示的なMCPリソースは記載されていません。

ツール一覧

  • search
    システム全体のファイル・フォルダーをプラットフォームごとのツールを使って検索します。柔軟なパラメータ指定が可能です。
    • query: 必須検索クエリ文字列(プラットフォーム固有の構文対応)
    • max_results: 結果数の上限(デフォルト: 100, 最大: 1000)
    • match_path: パス全体でマッチ(デフォルト: false)
    • match_case: 大文字小文字の区別(デフォルト: false)
    • match_whole_word: 完全一致(デフォルト: false)
    • match_regex: 正規表現検索(デフォルト: false)
    • sort_by: 並び順指定(ファイル名、パス、サイズ、拡張子、作成/更新日 など)

このMCPサーバーのユースケース

  • コードベース探索:
    大規模なコードベース内で、ソースファイルやスクリプト、設定ファイルなどを高度な検索クエリやフィルタで素早く特定。
  • システムファイル監査:
    AIエージェントにより、ログや実行ファイル、最近更新されたファイルなど特定種類のコンテンツを監査し、トラブルシューティングやコンプライアンスチェックを支援。
  • 自動ドキュメントリンク:
    プロジェクトドキュメント・README・ライセンスファイルをプログラム的に特定し、AI拡張ドキュメントシステムで活用。
  • ワークフロー自動化:
    ビルド成果物やログファイル、一時ファイルなどの検索を自動化し、開発ワークフローの繰り返し作業を効率化。
  • データ探索:
    LLMによるCSVやデータセット、画像などユーザーのクエリに関連するデータファイルの発見・利活用を実現。

セットアップ方法

Windsurf

  1. Pythonとプラットフォーム固有の前提条件(下記参照)がインストールされていることを確認します。
  2. Windsurfの設定ファイルを探して開きます。
  3. 下記のJSONスニペットを追加し、Everything Search MCPサーバーを組み込みます。
  4. 設定を保存してWindsurfを再起動します。
  5. Windsurf内でMCPサーバーが表示されるか、サンプル検索で動作確認を行います。

設定例:

{
  "mcpServers": {
    "everything-search": {
      "command": "python",
      "args": ["-m", "src.mcp_server_everything_search"]
    }
  }
}

Claude

  1. PythonおよびOSごとに必要な検索ユーティリティをインストールします。
  2. Claudeの設定/設定パネルを開きます。
  3. MCPセクションにEverything Search MCPサーバーのエントリを追加します。
  4. 保存してClaudeを再起動します。
  5. Claude内の統合検索ツールで動作を確認します。

設定例:

{
  "mcpServers": {
    "everything-search": {
      "command": "python",
      "args": ["-m", "src.mcp_server_everything_search"]
    }
  }
}

Cursor

  1. PythonとOS固有の依存パッケージがインストールされていることを確認します。
  2. Cursorのユーザー設定やMCP統合ファイルを編集します。
  3. 以下のMCPサーバー設定を追加します。
  4. 設定を保存しCursorを再起動します。
  5. Cursor内でファイル検索を実行し動作を確認します。

設定例:

{
  "mcpServers": {
    "everything-search": {
      "command": "python",
      "args": ["-m", "src.mcp_server_everything_search"]
    }
  }
}

Cline

  1. Pythonおよび必要なシステム検索ツールが準備されていることを確認します。
  2. ClineのMCPサーバー設定を開きます。
  3. 下記のようにEverything Search MCPサーバーを追加します。
  4. 保存してClineを再起動します。
  5. 検索コマンドを実行し、MCP統合の動作をテストします。

設定例:

{
  "mcpServers": {
    "everything-search": {
      "command": "python",
      "args": ["-m", "src.mcp_server_everything_search"]
    }
  }
}

APIキー・環境変数のセキュリティ対策

機密データやAPIキーの保護には、MCP構成内で環境変数を活用します。

{
  "mcpServers": {
    "everything-search": {
      "command": "python",
      "args": ["-m", "src.mcp_server_everything_search"],
      "env": {
        "SOME_API_KEY": "${SOME_API_KEY}"
      },
      "inputs": {
        "api_key": "${SOME_API_KEY}"
      }
    }
  }
}

注意: "SOME_API_KEY"は、ご自身の環境変数名に置き換えてご利用ください。

FlowHuntフロー内でのMCPの使い方

FlowHuntにおけるMCPの統合

FlowHuntのワークフローにMCPサーバーを組み込むには、まずフローにMCPコンポーネントを追加し、AIエージェントに接続します。

FlowHunt MCP flow

MCPコンポーネントをクリックして設定パネルを開き、システムMCP設定セクションで以下のJSON形式を使いMCPサーバー情報を入力します。

{
  "everything-search": {
    "transport": "streamable_http",
    "url": "https://yourmcpserver.example/pathtothemcp/url"
  }
}

設定が完了すると、AIエージェントはこのMCPをツールとして全機能にアクセスできるようになります。“everything-search"は実際のMCPサーバー名に、URLもご自身のMCPサーバーURLに置き換えてください。


概要

セクション提供状況詳細/備考
概要README.mdに一般的な説明・目的あり
プロンプト一覧明示的なプロンプトテンプレートなし
リソース一覧明示的なMCPリソース記載なし
ツール一覧README.mdに"search"ツールの記載あり
APIキーのセキュリティセットアップセクションで環境変数の利用方法を解説
サンプリング対応(評価上重要度低)サンプリング対応の記載なし

公開ドキュメントによれば、「Everything Search」MCPサーバーは用途とツール機能に関しては非常に明確な説明があり、明示的なプロンプトテンプレートやリソース、高度なMCP機能(サンプリングやroots等)は不足しています。ドキュメントは明瞭でメンテナンスも行われており、ファイル検索ユースケースには堅実なユーティリティですが、MCPの全機能例としては包括的とは言えません。


MCPスコア

ライセンスあり✅ (MIT)
ツールを1つ以上持つ
フォーク数18
スター数193

よくある質問

Everything Search MCPサーバーとは何ですか?

Windows、macOS、Linuxのネイティブ検索エンジンを利用し、AIアシスタントやツールが高速なファイル・フォルダー検索を行える、クロスプラットフォームなModel Context Protocolサーバーです。

対応しているプラットフォームは?

Windows(Everything SDK使用)、macOS(Spotlight/mdfind使用)、Linux(locateまたはplocate使用)をサポートしています。

利用できる検索パラメータは何ですか?

クエリ文字列、結果数の上限、大文字小文字の区別、パスマッチ、正規表現、完全一致、並び順(ファイル名、サイズ、日付など)を指定できます。

APIキーや機密データのセキュリティ対策は?

MCP構成内で環境変数を使うことで、機密情報の安全な保存・注入が可能です。詳細はセットアップセクションをご覧ください。

FlowHuntの自動化パイプラインでも利用できますか?

はい!MCPコンポーネントをフローに追加し、Everything Searchサーバーを設定することで、AIエージェントが強力なファイルシステム検索を自動化の一部として実行できます。

FlowHuntでEverything Searchを体験

Everything Search MCPサーバーで生産性を向上—AIアシスタントと自動化フローに強力なシステム検索機能を提供します。

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