Upstash MCPサーバー統合

Upstash MCPサーバー統合

Upstashクラウドデータベース管理をAIフローに統合。Upstash MCPサーバーは、自然言語や自動コマンドによる直接的なRedis操作・バックアップ・分析を可能にします。

「Upstash」MCPサーバーとは?

Upstash MCP(Model Context Protocol)サーバーは、AIアシスタントとUpstash開発者向けAPIの橋渡しをします。標準化されたMCPプロトコルを実装することで、AIクライアントが自然言語またはプログラム的なコマンドを用いて、クラウドデータベース管理の多彩なタスクを実行できるようにします。このサーバーを介して、LLMやその他のAIツールはRedisデータベースの作成や一覧、キー管理、バックアップのトリガー、スループットなどの各種指標の分析を、クラウドダッシュボードを手動で操作することなく実現できます。この統合により開発者のワークフローが効率化され、自動化・会話型エージェントがUpstashのサーバーレスデータサービスと直接連携し、生産性を高め、クラウドリソース管理における洗練された自動化が可能となります。

プロンプト一覧

提供内容にはプロンプトテンプレートは記載されていません。

リソース一覧

提供内容に明示的なリソースの記載はありません。

ツール一覧

提供内容やserver.pyに直接的なツール一覧の記載はありませんが、利用例から想定されるアクションは以下の通りです:

  • 新しいRedisデータベースの作成
  • データベース一覧
  • 指定データベースでのパターン一致によるキー一覧
  • バックアップ作成
  • スループット分析の取得

ただし、コードやドキュメントの直接的な記載がないため、MCPにおける「ツール」として確定はできません。

このMCPサーバーのユースケース

  • クラウドデータベースのプロビジョニング: 開発者はAIアシスタントを使って、特定リージョン(例: us-east-1)に新規Redisデータベースインスタンスを自然言語コマンドで作成でき、手動セットアップの手間を削減できます。
  • データベースインベントリ管理: アカウントに紐づくUpstashデータベース一覧を取得し、監査やモニタリング、管理をプログラム的または会話型エージェントから容易に行えます。
  • キー管理・クエリ: 特定パターン(例:「user:」をusers-dbから)でキーを取得し、迅速なデータ検査やクリーンアップで運用の俊敏性を高めます。
  • バックアップ自動化: MCP対応自動化でデータベースバックアップをトリガーし、最小限の手作業でデータ耐障害性やコンプライアンスを実現できます。
  • パフォーマンス分析: 直近7日間のスループットスパイクなどの指標を取得し、性能監視やトラブルシューティングに役立てます。

セットアップ方法

Windsurf

  1. 前提条件: Node.js >= v18.0.0をインストールし、UpstashのAPIキーおよびメールアドレスを取得してください。
  2. 自動インストール:
    以下を実行:
    npx -y @smithery/cli@latest install @upstash/mcp-server --client windsurf
  3. 手動設定:
    Windsurf MCP設定に追加:
    npx -y @upstash/mcp-server run <UPSTASH_EMAIL> <UPSTASH_API_KEY>
    
  4. 保存と再起動: 変更を適用し、クライアントを再起動してください。
  5. 検証: WindsurfでMCPコマンドをトリガーしてテストしてください。

JSON例:

{
  "mcpServers": {
    "upstash": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "@upstash/mcp-server", "run", "<UPSTASH_EMAIL>", "<UPSTASH_API_KEY>"]
    }
  }
}

Claude

  1. 前提条件: Node.js >= v18.0.0をインストールし、UpstashのAPI認証情報を取得します。
  2. 自動インストール:
    以下を実行:
    npx -y @smithery/cli@latest install @upstash/mcp-server --client claude
  3. 手動設定:
    npx @upstash/mcp-server init <UPSTASH_EMAIL> <UPSTASH_API_KEY>
  4. MCP設定の編集: Upstash MCPが設定ファイルに追加されていることを確認します。
  5. 検証: Claude DesktopでUpstash関連のMCPコマンドを発行します。

JSON例:

{
  "mcpServers": {
    "upstash": {
      "command": "npx",
      "args": ["@upstash/mcp-server", "init", "<UPSTASH_EMAIL>", "<UPSTASH_API_KEY>"]
    }
  }
}

Cursor

  1. 前提条件: Node.js >= v18.0.0、APIキーおよびメールアドレスが必要です。
  2. 自動インストール:
    以下を実行:
    npx -y @smithery/cli@latest install @upstash/mcp-server --client cursor
  3. 手動設定:
    Cursor MCP設定に追加:
    npx -y @upstash/mcp-server run <UPSTASH_EMAIL> <UPSTASH_API_KEY>
  4. 保存/再起動: 適用してCursorを再起動します。
  5. 検証: Upstash MCPリクエストを発行します。

JSON例:

{
  "mcpServers": {
    "upstash": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "@upstash/mcp-server", "run", "<UPSTASH_EMAIL>", "<UPSTASH_API_KEY>"]
    }
  }
}

Cline

提供内容にCline用の具体的な手順はありません。

APIキーの安全な管理

APIキーを安全に管理するには、環境変数を使用しましょう。例:

{
  "mcpServers": {
    "upstash": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "@upstash/mcp-server", "run"],
      "env": {
        "UPSTASH_EMAIL": "<UPSTASH_EMAIL>",
        "UPSTASH_API_KEY": "<UPSTASH_API_KEY>"
      }
    }
  }
}

FlowでMCPを使う方法

FlowHuntでのMCP利用方法

FlowHuntワークフローにMCPサーバーを統合するには、まずフローにMCPコンポーネントを追加し、AIエージェントと接続します。

FlowHunt MCP flow

MCPコンポーネントをクリックして設定パネルを開き、システムMCP設定セクションで下記のJSON形式でMCPサーバー情報を入力します。

{
  "upstash": {
    "transport": "streamable_http",
    "url": "https://yourmcpserver.example/pathtothemcp/url"
  }
}

設定後は、AIエージェントがこのMCPをツールとしてすべての機能・能力にアクセスできるようになります。「upstash」は実際のMCPサーバー名に、URLはご自身のMCPサーバーURLに置き換えてください。


概要

セクション有無詳細・備考
概要Upstash MCPサーバー概要あり
プロンプト一覧プロンプトテンプレートの記載なし
リソース一覧明示的なリソース記載なし
ツール一覧詳細なツール記載なし、推測されるアクションのみ
APIキーの安全管理環境変数パターンの例あり
サンプリングサポート(評価上は重要度低)記載なし

上記のテーブルから、Upstash MCPサーバーは明確なセットアップ手順とコンセプト概要を提供していますが、MCPプリミティブ(プロンプト、リソース、ツール、ルート、サンプリング)に関する詳細なドキュメントが不足しているため、より高度なMCP統合を目指す開発者には即時の利用性に制限があります。

当社の見解

MCPスコア: 5/10
Upstash MCPサーバーはセットアップが容易で、目的や対応プラットフォームの解説も十分です。ただし、プロンプト・リソース・公開ツール・MCPの高度な機能(ルート・サンプリング)など、開発者が深い統合を行う際に重要な情報が明記されていません。

MCPスコア

ライセンス有無
ツールが1つ以上あるか
フォーク数9
スター数38

よくある質問

Upstash MCPサーバーとは何ですか?

Upstash MCPサーバーは、AIエージェントがUpstashのサーバーレスRedisデータベースとやり取りできる標準化インターフェースを提供します。データベース、キー、バックアップ、分析を、MCPプロトコル経由でプログラム的または会話的に管理できます。

Upstash MCPサーバーで自動化できる操作は?

Redisデータベースの作成・一覧、キー管理、バックアップのトリガー、スループット分析の取得などを、AIワークフロー内で自然言語またはコードを使って実行できます。

Upstash API認証情報の安全な管理方法は?

UpstashのメールアドレスとAPIキーは環境変数としてMCPサーバー設定に保存してください。これにより、機密情報がコードベースから分離され、意図しない漏洩リスクを低減できます。

FlowHuntでUpstash MCPサーバーをビジュアルにセットアップできますか?

はい。FlowHuntでMCPコンポーネントをフローに追加し、構成を開いてシステムMCP設定セクションにUpstash MCP接続情報を入力してください。これにより、AIエージェントがUpstashのすべての機能を利用できます。

現在のUpstash MCPサーバー統合の制限は?

セットアップは簡単で主要機能はサポートされていますが、現時点のドキュメントでは利用可能なMCPプロンプト、リソース、高度なプリミティブが詳細に記載されていません。さらなるドキュメント提供まで、高度なカスタム統合には制約があります。

Upstash MCPでAIを強化しよう

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